受変電設備、キュービクル、分電盤等金属に覆われた電源箱にはほとんどの場合簡単に開けられないよう施錠がされております。月次点検や年次点検は手持ちの鍵を使用して、少なく見積もっても年間4,000回もの解錠・施錠を繰り返しているので、その鍵は2年も経てばすり減ってくるのは当たり前でこんなことになることは想定できたはずなのですが、
鍵がすり減ってくると回しづらかったり、引っかかりがあったりと「もう交換しなきゃ」と思いながら後回しになっておりました。
見事に根元から折れてしまいました。
折れたという感覚では無く、回す部分がぽろっと落ちるような感覚でした。
「あーあ、やらかしてしまいました。」
格闘の末、鍵穴から折れた部分をかろうじて回収できましたので、折れた鍵は「長い間お疲れ様でした。」
と供養しておきます。
「くさし」は福島県の方言で怠ける、横着する、無精やものぐさに近い意味です。
いわき市では「ずうくじ」という方言が使われることがあります。